オートロックのマンションは面倒な勧誘等をシャットアウトしてくれるというメリットはあるものの、デメリットもある。
鍵を忘れて外に出てしまったら家に入れなくなるという致命的なデメリットが。
普段から気をつければ良いというのはそうなんだけど、うっかり忘れて一歩外に出ただけで、マンションの管理人に連絡を取れるまで家に帰れないことが確定してしまう。
ちょっとコンビニに行って帰る程度の外出だと普通に忘れそうで怖い。
バックアッププランはあるに越したことはない。ということで、スマホを使ってオートロックを解錠できるようにしたので紹介したい。
オートロックの解錠には物理スイッチが必要

まず、オートロックの解錠手順を振り返ると、
- 外から部屋番号を入力してインターホンを押す
- 解錠するための「物理ボタン」を押す
- オートロックを開く
となる。
そう、オートロックを開くには物理ボタンを押さざるを得ない。
鍵に内蔵の無線によって近づくだけで開く物件もあるが、結局鍵を忘れたら同じ。
ということで簡単に設置できて物理ボタンを押せるスマートデバイスを探したら、定番のメーカーがやっぱり作ってた。
製品名はスイッチボットボット(?)

とりあえずスマートデバイスといえばで有名なスイッチボットで探したら、物理ボタンを押せるスマートデバイスが売っていた。
名前はSwitchBotボット。ネーミングセンスは終わってるけど小さくて軽いしどこにでも貼り付けられるし、しっかり物理ボタンを押してくれそうな機構もあって良さそうなので早速買ってみた。
SwitchBot(スイッチボット)について

スイッチボットは言わずと知れたスマートホーム系メーカー最大手。
wifiに接続することで、各種家電やスマートホーム系製品を指定した時間に自動で動かしたり、スマホから操作したり、アレクサなどを介して声で操作することができる、といった商品をいろいろと売っている。
色々と手広くやっているので、家事の中でこれ自動化したいな…という時は一旦スイッチボットに何かないか探してみても良いだろう。
外観と内容物

↑内容物はこんな感じ。予備の両面テープと接地面の高さが足りない時用の土台付き。
サイズ | 42mm×36mm×24mm |
電源 | CR2型リチウムイオン電池 |
電池寿命 | 600日 |
設置方法 | 両面テープ |
↑SwitchBotボットの概要はこんな感じ。電池寿命がとても長い点は◯。


↑中身はこんな感じ。手のひらサイズで場所を選ばないのが良い。

↑電池はCR2型リチウムイオン電池。600日持つらしいので、普段使いしないなら2年以上持ってくれそう。
インターホンに設置(貼るだけ)

実際にインターホンに設置した様子がこれ。
両面テープで貼るだけなので楽で良い。
ただ、本体から伸びてくる指(?)がしっかり物理ボタンを押せる位置に配置するように注意が必要だ。

操作はスイッチボットのスマホアプリからできる。
何度か試してみて、しっかりボタンが押せているか確認しておこう。
↑実際に動いている様子。結構しっかり押してくれる。
【まとめ】鍵を忘れても家に帰れる安心を買う
ということで、これでうっかり鍵を忘れたとしてもスマホからアプリを操作すればオートロックを解錠できるようになった。
安心感を買えるという意味では結構悪くないガジェットだと思う。
実際ピンチを救ってくれるという意味でも効力があるし。
家に帰れなくなった経験がある人や、外出の度に鍵を持っているか不安になるという人には特におすすめしたい。