パームレスト(リストレストとも言う)ってみんな使ってる?私は使ったことがない。
でも静電容量無接点方式のキーボード、つまりはHHKBやリアルフォースを使ってる人を見てみると、結構な人がパームレストを使っていることに気付いた。
今まで特になくてもいいかな~と思って手を出してなかったけど、そんなに良いなら一度試してみようということで、自宅のリアルフォース用にREALFORCE公式のアルミリストレストを買ったのでレビューしていきたい。
パームレストの役割

そもそもパームレストって何のために置くの?という話なんだけど、一般的に言われてる役割は次の通り。
- 手首の負担軽減
 - 腱鞘炎の予防
 - タイピングの安定化
 
今のところタイピングを負担に感じたことはないんだけど、タイピングの安定化というのが気になった。
というのも、リアルフォースでタイピングをしていると、職場でタイピングしている時と比べて明らかにタイプミスが多い。
なんというか、キーの高さに指が引っ掛かるような感覚があり、若干の打ちにくさがあるという感じ。
てっきりこれは職場に比べてデスクが高すぎるのが原因だと思ってたんだけど(デスク買い替えたい)、パームレストでこれが改善するかもと思った次第。
材質はどれがいい?

パームレストの材質は調べた感じおおまかに以下の3種類。
- ウレタン
 - ジェル
 - 木材
 
ウレタンは細長く盛り上がった形をしていて、柔らかめの素材で作られている模様。
ただ手首が沈み込むので高さがキーボードに合うのか少し不安がある。
ジェルは弾力感のある素材で、硬いのは嫌だけどウレタンは柔らかすぎ、という場合に選択肢に挙がりそう。
しかしこれも同じく高さが合わない可能性はある。
木材は一番見かけるタイプで、HHKB使いがよく使っている印象。
他の素材と違って不定形ではないので、事前に高さや横幅のサイズを調べてぴったりのものを買うことができるのがポイント。
ただし柔らかくはない。ここは好みが別れる点かもしれない。
打鍵感の改善にはピッタリのサイズが必要

パームレストのサイズはさまざまで、手首を休める目的でキーボードから少し離れた手首の位置に置くなら細かいサイズは気にしなくて良いと思うんだけど、打鍵感の改善となるとそうはいかない。
キーボードにぴったりのサイズで、キーボードに密着させて一体化させる必要があるので、特に「高さ」がキーボードと合っているかが超重要になる。
なので、打鍵感を改善したいとか、タイプミスを減らしたい人は、今使っているキーボードの高さをしっかり測ったうえで検討して欲しい。
今回もそれをやろうとしたんだけど、そもそも私が使っているリアルフォースの公式がパームレストを売っていることに気付いてしまった。
7000~8000円くらいするので、パームレストにしては高すぎないか?と思いつつ、せっかくなので買ってみることに。
リアルフォースのパームレストは珍しいことにアルミ製。触っても変形しないという点では木材に近いと思うんだけど、触り心地が硬すぎたりしないのかな?という点も気になるので試してみる。
開封

↑届いた箱がこれ。ロゴが良いね。

↑開封。

おお~。実際に目にしてみると質感がかなり良い。右上のロゴも良いね!

↑裏面はこんな感じ。しっかりゴムの滑り止めがあるし、本体そのものが結構重いのでタイピング中にずれる心配は皆無。
REALFORCE R2 と合体
さて、パームレストの質感やつくりが良いのは嬉しいけど、重要なのはリアルフォースのキーボードとちゃんとサイズ感が合っているかということ。
ということで、早速合わせてみると…



う…美しい。
まあ公式の製品だからぶっちゃけ心配してなかったんだけど、当然完璧にサイズが合っている。
これは打ってみるのが楽しみ。
使用感良し
実際使ってみると、これまでの日々はなんだったのかというくらいタイピングがしやすく、タイプミスが激減した。
なんでこんなに変わる?と思ったんだけど、おそらく高さがぴったり合ってるというのがでかい。

横から見てもらうとわかる通り、手首を置く部分と打鍵を行う指の高さに差がないので、指がキーボードの側面に引っかかることがなくなり、自然なタイピングができるようになった。
硬さが気になるかもと思ったけど、使ってみると別にそんなことはなかった。
手前側の曲面が絶妙で、手首(というより手のひらの手前部分)を自然に置くことができるようになっているので結構快適。
まとめ
ということで、リアルフォース公式のアルミリストレストのレビューでした。
多少値は張るものの、質感がとても良く、寸法を気にせずともリアルフォースにぴったりのサイズ感なのが嬉しい。
リアルフォースのキーボード使ってますという人には是非にもおすすめしたい。
