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【Anker】階段を昇り降りするロボット掃除機が出た【Omni S2+MarsWalker】

Omni S2+MarsWalker ガジェット

ロボット掃除機業界でどんどんとシェアを拡大していたAnkerが、今度は階段を自分で上り下りできるロボット掃除機とかいうのを出してきたのでちょっと調べてみた。
製品名は「Omni S2+MarsWalker」。

Omni S2+MarsWalker

ロボット掃除機どこまで進化するねんという感じだけど、面白そうなガジェットではあるので紹介したい。

台車役の「MarsWalker」

Omni S2+MarsWalker

名前がもう強そうな、火星探査車みたいな見た目をした運搬ロボット。
これ自体に掃除をする機能はなく、相棒のOmni S2を階段で運搬するのが役目。

ベルト+アームで一段ずつグイグイ登る感じで、最大45度の急階段もクリアできるらしい。
真っ直ぐな階段はもちろん、L字やU字の階段も対応可能。

もちろんセンサー搭載で、障害物を避けながら走行できる。これ自体はよく出来た自律走行ロボといった感じ。

本体は「Eufy Omni S2」

Eufy Omni S2

MarsWalkerに乗っかる掃除機本体は「Omni S2」なんだけど、これが結構化け物みたいなスペックしてる。

吸引力は30,000Pa(高すぎで草)、水拭きは1.5kgの圧でゴシゴシやってくれる。ステーション付きなのでゴミの自動収集とモップ自動洗浄・乾燥機能あり。

カーペットを濡らさないようにモップを自動で持ち上げたり、壁際もちゃんと拭けるようにモップの角度が開いたり、ちょっと高めの段差に対応できるように登るときに本体前部を持ち上げる、といったことができる有能ロボット。

あとAIカメラで障害物を200種類以上判別できて、ケーブルやスリッパもちゃんと避ける。暗所でもLEDライトで対応。

ちなみにアロマディフューザーが搭載されているので掃除しながらアロマが焚ける。
この機能いる?

正直今のフラグシップモデルである「Omni S1 Pro」でもう既に完成しきっている感はあった。
からの吸引力まさかの2.5倍。いったい何と戦っているんだ。

台車と本体の連携

掃除の流れは以下のような感じ。

Omni S2+MarsWalker

まず1階を掃除して、階段手前でMarsWalkerに収納される。

Omni S2+MarsWalker

アームが展開し、ベルトでしっかり階段を登っていく。

Omni S2+MarsWalker

S2が出動して2階を掃除し、終わったらまたS2を格納する。

Omni S2+MarsWalker

アームが展開し、ベルトで着実に降りていく。

Omni S2+MarsWalker

無事1階到着。あとはそれぞれのステーションに戻っていく。

この流れを完全自動でやってくれる。我々人間は出かけ際に「掃除して」って言うだけでOK。
うーん、未来を感じる。

競合他社も動き始めてる模様

今回の発表会では他社も色々と試作機を出してきていた。

Dreame「CyberX」

Dreameは似たような機構の「CyberX」、

MIGO「Ascender」

MIGOはアームを回転させて昇降する「Ascender」、

Spacewalker「Zeus 60」

Spacewalkerは脚が伸び縮みする「Zeus 60」。

階段昇降へのアプローチがそれぞれ違うのが面白い。
とはいえデモをみた感じ、現時点ではAnkerのS2+MarsWalkerが群を抜いて完成度が高い印象。
階段昇降用の機構を外付けしたのが良かったのかもしれない。

価格と発売時期

Omni S2+MarsWalker

Omni S2は2025年後半にヨーロッパで約1,600ユーロ、米国では2026年1月に1,599ドル(約23.5万円)で発売予定らしい。MarsWalkerは2026年前半発売予定で価格は未定の模様。

高すぎィ!と思ったけど、これそもそもコンセプト的に広い家持ってるファミリー層向け製品なので、そういうものなのかもしれない。

まとめ

Omni S2+MarsWalker

実際これがどれほどヒットするかは不明だけど、こういうロボットって未来感があるというか、ロマンがあっていいよね。
夏への扉みたいなSF小説で空想されていたようなロボットがどんどん現実になっていくのを目の当たりにするのは楽しい。
問題があるとすれば、高すぎて体験できないこと。悲しい。

ということでAnker「Omni S2+MarsWalker」の紹介でした。

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